
保育士って自分の子どもを同じ園に預けながら働けるの?

園によって異なりますが、同じ園に子どもを預けられる場合も多いです。
ただし人数や年齢、保育料の条件があることも。
面接時に預け入れ可能か確認し、人材紹介サービスで情報を集めると安心です。
保育士が子どもを預けながら働くケースは多い?
結婚や出産を経て復帰を考える保育士さんにとって、「子どもを預けながら働けるか」は大きな悩みです。実際、保育士が自分の子を勤務先の園に預けるケースは珍しくなく、多くの園で対応しています。
企業主導型保育園や、院内・企業内保育園では、職員枠を設けている場合が多く、子育てしながら無理なく勤務できるよう配慮されています。また認可保育園でも、空きがあれば自園に預けられることがあります。
ただし、園によっては「職員の子どもは預けられない」「空きがあれば可能」というスタンスのところもあり、一律ではありません。求人票に記載がないことも多いため、気になる方は早めに確認することが大切です。
同じ園に預けるメリットと注意点
同じ園に預けられると、送り迎えの負担がなくなり、勤務時間ギリギリまで一緒に過ごせるというメリットがあります。また、体調不良や急な呼び出しがあった際も、同じ園にいればすぐに対応できるため安心です。
一方で注意点もあります。子どもが親に甘えてしまったり、仕事中でも母親に近づこうとする場面があると、業務に支障が出ることもあります。また保育士としての立場と母親としての立場を切り替える難しさを感じる方もいます。
さらに、保育料が無料または割引になる園もあれば、職員であっても通常通りの保育料がかかる園もあるため、条件面も含めて確認が必要です。
面接での確認ポイントと情報収集法
面接時には、「子どもを同じ園に預けたいと考えているのですが、可能でしょうか?」と率直に尋ねましょう。あわせて、「職員のお子さんを預けている方は多いですか?」と聞くことで、園の雰囲気や対応実績もわかります。
また、「保育士ONE」など人材紹介サービスを活用すると、事前に園側へ確認してもらえる場合があります。求人票だけではわからない情報も、紹介担当者から教えてもらえるため、より安心して応募することができます。
「預けながら働けるか」はライフスタイルに直結する重要事項です。一人で抱え込まず、第三者に相談しながら進めることが失敗しない転職のコツです。
自分らしく働ける園を選ぶために
子育てと仕事を両立させるのは簡単ではありませんが、園によっては保育士ママを応援する制度が整っているところも多くあります。同じ園に預けられることで、時間にも心にも余裕が生まれ、子どもとの時間も大切にできるでしょう。
ただし、メリットとデメリットの両面を理解したうえで、「自分にとって無理がないか」をしっかり見極めることが大切です。面接や紹介サービスで遠慮せず確認し、安心して働ける環境を選んでください。
あなたが納得できる選択で、保育士としても母親としても笑顔で過ごせる日々を築けるよう、心から応援しています。